BLOG&COLUMNブログ&コラム
BLOG

CADのデータ形式について

2021/12/26

建築物などの図面を作成する際、CADが用いられているケースが多いです。
仕事上、CADで作成されたデータを取り扱っている方もいるのではないでしょうか?
今回は、CADデータの形式について解説させていただきます。

▼CADデータの形式について
CADデータの形式は複数存在するので、下記にてご紹介させていただきます。

■DWG
DWGは、CADデータの作成と共有のために最も広く使用されています。
AutoCADで作成したデータの大半は、DWGで保存されます。

■DXF
DXFは、Autodesk社によって開発されたデータ形式です。
DWGデータを読み取れないCADにデータを渡すために用いられています。

■SXF
SXFは、国土交通省の主導で開発されたデータ形式ですね。
役所などに図面を提出する際に用いられています。

■JWW
JWWは無料CADソフトであるjw-cadのデータ形式です。
採用しているCADソフトが少ないため、他のCADソフトで開く際は、DXFなどのデータ形式に変換する必要があります。

■STL
STLは、主に3Dプリンターに用いられているデータ形式ですね。
3DCADでモデリングされた立体形状を、小さなポリゴンの集合体で表現することができます。

▼CADデータの形式を知る必要性
CADソフトによって、採用しているデータ形式が異なります。
安全にデータ移行を行うためにも、CADデータの形式を知ることが大切です。
採用していないデータだった場合、他のデータ形式に変換する必要があります。
CADデータを作成する際は、CADソフトとの互換性も意識しましょう。

▼まとめ
CADデータには、DWGをはじめ様々なデータ形式が存在します。
安全なデータ移行を行うためには、他のCADソフトとの互換性をチェックしましょう。
場合によっては、他のデータ形式に変換する必要がありますよ。
CADデータについて何か悩みがある方は、「M.Design」に一度ご相談ください。