BLOG&COLUMNブログ&コラム
BLOG

CADの歴史について

2022/02/01

機械業界や建設業界など、様々な業界でCADが関わっています。
CADは設計を行うどの企業でも普及しておりますが、歴史について知らない方もいらっしゃるようです。
当記事では、CADの歴史についてご紹介させていただきます。

▼CAD歴史
■CADの誕生
世界初のCADが誕生したのは、1963年のアメリカです。
科学者のアイヴァン・サザランドが2次元CADソフト「Sketchpad」を開発しました。
当初は現在のように現場ではほとんど使用されず、軍隊などの限られた場所で使用されていたようです。

■3次元CADの誕生
Sketchpadの開発から14年後、マルセル・ダッソーという人物が3次元CAD「CATIA」を開発しました。
当時は発展途上のCADであり特定のハードウェアでしか動かないものでしたが、現代までの普及に繋がっていきます。

■CADの普及
1980年に入ってからはデスクトップ型パソコンが安価で入手できるようになり、CADが企業に導入され始めます。
当時から建設・土木業界で使用できる汎用性がありましたが、日本では1990年代に自動車業界など特定の業界で使用されていました。
現在はCADでの設計が主流となり、幅広い業界で使用されるまでに発展しています。

▼まとめ
CADが登場するまで設計は、製図台などを使って手書きで行われておりました。
現在当たり前のように機械や建設業界などでCADを利用できているのは、数多くの発明者の知恵があったからこそと言えるでしょう。
弊社では神奈川県で機械設計を承っており、CADを利用したハイクオリティの設計を提供しております。
設計に関するご依頼があれば、いつでもお問い合わせください。