工業製品を作る際、通常の金型ではなく「簡易金型」を使うことがあります。
これは一体どのような金型なのでしょうか。
今回は簡易金型とは何なのかについて解説していきますので、ぜひ参考にしてください。

▼簡易金型とは
簡易金型とは、主に試作品を作るための金型です。
大量生産を目的としていないため、通常の金型（鋼材）に比べると若干耐久力が低い、アルミで作成されます。

■製品の仕上がりには遜色ない
簡易的な金型とは言え、簡易金型で作成する製品は通常の金型を使った場合と比べて、完成度に差はありません。
そのため、試作品に近い数しか制作しないならば、最初から簡易金型で製品を作っても問題ないでしょう。

■コスト削減になる
少量生産の製品は、コスト面から価格設定が高くなりがちです。
しかし簡易金型は通常の金型と比べてコストが安く、金型製作にかかる時間も少なくて済みます。

金型の部分でコスト削減できれば、製品の価格も下げられるでしょう。
どのくらいの制作数ならコスト削減になるのかについては、ぜひ金型製作を行っている業者にご相談ください。
お客様の製品制作の方向性を確認しながら、臨機応変にご提案させていただきます。

▼まとめ
簡易金型とは「簡易的な金型」のことですが、製品の仕上がりは通常の金型と比べて遜色ありません。
試作品への利用はもちろん、少量生産したい場合にもご利用いただけるでしょう。
どの程度の数なら簡易金型のほうがお得なのかについては、業者スタッフにご質問いただくと良いでしょう。
M.Designでも、製品のクオリティを考えながらベストな加工方法をご提案いたします。
より良いものづくりのために、ぜひ弊社をご活用ください。