本金型と簡易金型の違いについて
プラスチック製品などに使う金型を作る時、本格的な「本金型」を使わなくてはならないと考えている方も多いかもしれません。
しかし、場合によっては正式な製品用として「簡易金型」を選択することもできるんですよ。
今回は本金型と簡易金型の違いを詳しくご紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
▼本金型と簡易金型の違い
本金型と簡易金型には、それぞれ以下のような違いがあります。
■本金型
・大量生産向き
・大型の製品も作れる
・コストは比較的高い
・金型を作るのに時間がかかる
■簡易金型
・本金型と比べると2~3割安く作成できる
・スピーディな金型製作が可能
・大量生産には向かない
・カセット式のため大きいサイズは作れない
▼製品の品質に違いはない
上記の比較を見ると、本金型と簡易金型はそれぞれ一長一短であることがわかると思います。
どちらが良い悪いということではなく、製品の生産数やサイズ、予算などによって選ぶと良いでしょう。
なお、両者の金型で作った製品を比べるとほとんど違いはありません。
品質面では遜色なく製品づくりができますので、その点はぜひご安心ください。
▼まとめ
本金型と簡易金型は、コストや製品のサイズに違いはあるものの、出来上がった製品にはほとんど差がありません。
低コストで少量生産の場合は簡易金型、大型の製品を大量に作りたい場合は本金型というように、臨機応変に使い分けると良いでしょう。
どちらを使えば効率良く生産できるかについては、金型を制作する業者にもご相談ください。
M.Designでもそれぞれの金型の違いを詳細にご説明しながら、お客様の制作方針に合ったご提案をさせていただきます。
設計から加工まで一貫してお引き受けすることも可能ですので、ぜひ弊社にお任せください。