BLOG&COLUMNブログ&コラム
BLOG

樹脂の強度はどのくらいなの?

2022/08/15

機械の部品としても使われている樹脂ですが、強度はどのくらいなのでしょうか。
部品として使うなら強度も大切ですよね。
本記事では樹脂の強度について分かりやすく紹介します。

▼樹脂の強度
金属と比較すると軽くて安価であるため、樹脂はさまざまな部品に使用されています。
基本的に樹脂の強度は金属の1/10ほどで、決して高くはありません。
ただし同じ樹脂であっても素材ごとに強度は大きく違います。

たとえばヘルメットやスマホケースに使われるポリカーボネートは、耐衝撃性に優れた樹脂です。
塩ビの約40倍の強度を持っているため、落としただけでは割れません。
そのため強度が必要な部品では適した樹脂が使用されています。

■樹脂の強度は何で判断するの?
強度は「引張強さ・圧縮強さ・曲げ強さ・耐熱・耐摩耗」などから判断されます。
樹脂の種類によって項目ごとにそれぞれ数値が大きく違うため、部品にあったものを選ばなくてはなりません。

▼まとめ
金属より強度は劣るものの、樹脂も種類によっては衝撃や曲げなどに強いものがあります。
部品として樹脂を使用する時は、それぞれの特性や強度などから樹脂の種類を選ぶと良いでしょう。
神奈川で機械設計の依頼先をお探しでしたら、筐体設計を行っている「M.Design」が安心価格でのご依頼を承っております。
納得いただける価格での設計を心がけておりますので、依頼先をお探しでしたらまずは弊社までお気軽にお問い合わせください。