BLOG&COLUMNブログ&コラム
BLOG

プラスチック(樹脂)が劣化する原因は?

2022/11/15

「なぜプラスチックは劣化するの?」と疑問をお持ちのかたは多いようです。
そこで今回は、プラスチックが劣化する原因について解説していきます。

▼プラスチックが劣化する原因は?
プラスチックが劣化する原因は、以下のようにさまざまあります。

■外的要因による劣化
熱や光、雨(水)などに触れると徐々に劣化していきます。
薬剤に触れることでも劣化します。
ちなみに金属に触れることでも劣化が進みます。
金属イオンがプラスチックの酸化反応を進めてしまうのです。

■気泡や異物による劣化
加工時に発生する気泡や異物の混入などによっても劣化が引き起こされます。
加工時の欠陥部分に必要以上の力が加わり、劣化を早めてしまいます。

■経年劣化
プラスチックは化学的に安定した状態ではありません。
日光などの外的な要因がなくても、時間経過と共に徐々に劣化していきます。

▼劣化するとどうなる?
プラスチックが劣化すると、以下のような現象が起こります。

・黄ばみ
・クラック(ひび割れ)
・形状の変化

ちなみに「ポリエステル」「ポリ塩化ビニル」といったプラスチックの種類によっても、劣化しやすさが異なります。

▼まとめ
プラスチックが劣化する原因には「外的要因による劣化」「気泡や異物による劣化」「経年劣化」といったものがあります。
プラスチックの種類によっても寿命は異なるので、使用目的に合わせて最適な種類を選ぶようにしましょう。
神奈川県のM.Designは、機械設計や3Dモデリングを行なっている会社です。
試作品の製作も承っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。