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鋳造の種類にはどういったものがある?

2023/01/03

鋳造は大仏などの歴史的遺物から細やかな装飾品まで、様々なものを作ることができます。
日本で最も古い加工法とされている鋳造ですが、どういった種類があるでしょうか。
今回は、鋳造の種類についてご紹介させていただきます。

▼鋳造の種類
■連続鋳造
溶けた鉄が固まる過程で、鋼片を作ることを指します。
連続的に鋳物を得る工法で、途切れることなく大量に製造ができるため大量生産に向きです。

■フルモード鋳造
発泡スチロールで作られた型を砂の中に埋め込み、液体状の金属を流し込んで鋳造を作ります。
短期間での生産が可能なのも大きなポイントです。

■生型鋳造
生土や水など合わせた型を使用して、鋳造する工法です。
取り出しも簡単で型を繰り返し使用することができ、低コストで有毒ガスも発生しません。

■遠心鋳造
遠心力を利用して、円筒の鋳物をつくる方法です。
木型を使用しなくても生産できるので、コストを抑えられます。

■金型鋳造
鋳鉄や耐熱合金で鋳型を作り、鋳造する工法です。
砂型鋳造に比べ冷却スピードも速く、機械的性質に優れたものを作成できます。
大量生産に向いているもの、特徴です。

▼まとめ
鋳造の種類として「連続鋳造」「フルモード鋳造」「生型鋳造」「遠心鋳造」「金型鋳造」について、ご説明させていただきました。
他にも鋳造には数多くの種類があり、製品によって適した工法を使い分けているのです。
弊社は神奈川県で機械設計を行っており、これまで培った経験を活かして、お客様に満足いただける製品づくりを心がけています。
製品作成に関して会社選びでお困りの際は、是非一度お問い合わせください。