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筐体設計の手順について
2023/05/02
機械を制作する際に必要な筐体設計ですが、どういった手順を踏んでいるのでしょうか。
機械製品づくりなどに興味のある方は、作業する内容も気になるところですよね?
今回は、筐体設計の手順についてご紹介させていただきます。
▼筐体設計の手順
①企画
機械を製品にあたってどういった性能を搭載するかなど、企画の中で進めていきます。
重さや大きさなど、製品化する機械に関しての情報などをまとめていくものです。
②構想設計
設計に向けて、スケジュールやコストなど決めます。
性能やレイアウトなど、製品の構想部分を明確化させる段階です。
③詳細設計
製品に関する部品の材料など細かいことを選定し、理想の性能を満たせているか確認します。
④試作
実際に製品をサンプルとして複数個作り、検証します。
製品を形にしてみることで耐久性や性能面を確認できますので、何度も試作を重ね理想の状態を追求するのが目的です。
試作品も「抜き加工→曲げ加工→溶接加工→組立加工→塗装・表面処理」の順に処理をし、最後に検証を行います。
⑤商品の生産
試作終了後は実際に使用する商品の生産を始め、量産体制を作っていきます。
▼まとめ
筐体設計は「企画→構想設計→詳細設計→試作→商品の生産」の順に進めていきます。
様々な筐体設計の手順を踏んだ先に、製品として私たちの手元に届いているのです。
弊社は神奈川県で機械設計を承っており、毎月の定額サービスも承っております。
製品の依頼でお悩みの方は、是非一度ご相談ください。